気がつけば(?)、もう10月になっていました。10月ということはあと3ヶ月で年越しを迎えるわけです。2010年は早過ぎです。
先日、地下鉄に乗っていたら、都会で利口に生きるおばあちゃんたちを目にしてしまいました。
いつものように地下鉄に乗っていたら、70歳はゆうに超えているだろう白髪の小さなおばあちゃんが、4つ車輪のついているカゴを押しながら同じ車両に乗ってきました。ワタシは、「おおっ!これは!」と思い、席を譲ろうと思って「良かったらワタシの席に座ってください。」と言いました。するとおばあちゃんは、「いえいえ、大丈夫ですよ。だってたった一つの区間を乗るだけで、次の駅で降りるんですから。どうもありがとう。」と言いました。ワタシは「そうですか・・・」と言いながらも、ずっとそのおばあちゃんを見ていました。だって、おしゃれで品のあるおばあちゃんは、何てったってかわいいかったのです。
ちょっとしてからワタシは、おばあちゃんが少し遠くの方を見ている事に気がつき、ワタシもそのおばあちゃんが見ている先を探してみました。
すると、同じ車両の次のドアの前に、同じようにチェックの違うチェックの車輪付きのカゴを押す双子のようなおばあちゃんがいるではありませんか!
彼女らは、ドアが空く前に、お互いにアイコンタクトを交わし、頷いて、「ikuwayo−!」ってな具合に、予告通り次の駅で一気に勢い良く降りていったのです。
一瞬の出来事だったけど、彼女たちが降りてから、ワタシは思ったのです。
彼女たちは、仲良しの友人か姉妹で、いつも一緒にお買い物に行くうちに、素早く簡単に同時に地下鉄に乗り込む方法を学んだのだと。だからあえて同じドアから乗らずに、それぞれの別のドアを使う。
都会に住むクールな老人たちを見て、ワタシも元気が湧いてきたのでした。